(準備中）
１ CD Player（CDプレーヤー）について
Visual BasicでマルチメディアMCIコントロールの使い方を勉強するために作成した習作です。
シンプルなCDプレーヤーです。
メインフォームのデザイン
使い方（というか仕様）
①ファイルリストBOXでファイルを選択して、[open」ボタンをクリックする。
②テキストBOXに選択したファイルが表示される。これが開始時の音楽ファイルになる。
③再生ボタンをクリックすると開始時音楽ファイルから再生が始まる。
④Back, Next, Stop, Ejectのボタンはその通りの機能
⑤再生ボタンをクリックするといつでも開始時音楽ファイルから再生が始まる。
⑥開始時音楽ファイルを変更したい時は①の操作をあらためて行う。
ナニナニ、一時停止がないって？ ハイ。それは仕様です。
２ CD Playerプログラム
若干、プログラムについて説明しておきます。非常にシンプルな作りです。
コードはプログラム作成時に参考になりそうな部分だけ抜粋して説明します。
(1) ドライブリストBOXとディレクトリリストBOX
ここはお決まりのコードです。
ドライブリストBOX
Private Sub Drive1_Change()
Dir1.Path = Drive1.Drive
End Sub
ディレクトリリストBOX
Private Sub Dir1_Change()
File1.Path = Dir1.Path
End Sub
(2) コマンドボタン（[open]ボタン)
Private Sub Command1_Click()
MMControl1.Command = "Close" '・・・①
MMControl1.Notify = False '・・・②
MMControl1.Wait = True '・・・③
MMControl1.DeviceType = "CDaudio" '・・・・④
' ⑤ファイル名の取得（フルパスで）
f$ = File1.Path
If Right$(f$, 1) = "\" Then f$ = Left$(f$, 2)
Text1.Text = f$ & "\" & File1.filename
MMControl1.filename = f$ & "\" & File1.filename
MMControl1.Command = "Open" '・・・⑥
MMControl1.TimeFormat = mciFormatTmsf '・・・⑦
' ⑧エラーメッセージの表示
If MMControl1.Error <> 0 Then
ret = MsgBox(MMControl1.ErrorMessage, 48, "error")
End If
End Sub
①MCIコマンドのcloseを送る。まず前にオープンされているデバイスをCloseしておく。
②MCIコマンドの終了でDoneイベントを発生させない(=False)。
③MCIコマンドの実行が終了してから、マルチメディアMCIコントロールからアプリケーションに制御を戻す（=True）
④デバイスタイプとしてCDを設定
⑤ファイル名をフルパスで取得するときのお決まりの方法
⑥MCIコマンドのopenを送る。デバイスがオープンされる。
⑦メディアの位置や時間を表す時の時刻形式を設定する。
デバイスとしてCDを選択する場合は、mciFormatTmsfにする。
mciFormatTmsfのフォーマット